今年7月に写真が公表されて以来、世界中で話題となり「偽物?本物?」と論争を巻き起こしたサイクロプスのような”一つ目のサメ”ですが、専門家が「本物の確率が極めて高い」という調査結果を発表しました。
アルビノでさらに目が一つしかない姿に、世界中が注目していました。
このサメは、今年の夏にカリフォルニア湾で漁師によって発見されたものです。一つ目ザメ自体は、妊娠中のサメのお腹から胎児の状態のものを取り出したそうです。
サメの研究者によると、出産後に生存していた可能性は低いとのことですが、サメ自体は作り物などではなく本物だとしています。
身体は普通のサメと同じです
メキシコのサメ研究家Felipe Galvan Maganaさんは「このようなサメは非常に珍しいです。私の知る限り、このような異常の固体の発見例は50未満しかありません」と話しました。
この一つ目ザメは、単眼症と呼ばれる先天性疾患だったようで、目を2つにする脳の前部の障害によって引き起こされます。
単眼症は死産や流産に繋がることもある全前脳症として知られており、患者には顔や脳の欠損が起こります。
2005年には、同じく一つ目のネコが生まれておりインターネット上で物議を醸しました。このネコは生後1日を待たずに死亡したといいます。