レプトケファルスは、ウナギ目、カライワシ目、ソコギス目などカライワシ上目の魚類に見られる平たく細長く透明な幼生で、大きさは5cm前後かそれ以下から1mを超す場合もあるとう、言わばウナギなんかの稚魚のことです。
「これ、どうやって泳いでんの!?」と思わず言いたくなるような弱々しくも美しい”一反木綿”のような姿をご覧ください。
体が透けているため向こう側が鮮明に見えている「レプトケファルス」ですが、マアナゴのレプトケファルスなんかは、高知県などで”のれそれ”と呼ばれ、土佐酢、三杯酢などにくぐらせて、躍り食いにされることが多いそうです。たしかに、つるつるっとしていて喉越しがよさそうです。