アメリカのバンド「ニルヴァーナ」のアルバム「ネヴァー・マインド」のジャケットの赤ちゃんが20歳になりました。「ニルヴァーナ」も「ネヴァー・マインド」も知らなくても、この強烈な印象を与えるジャケット写真は誰もが1度は見たことがあるでしょう。果たして、この写真を撮影してから20年後、いったいどのような姿を見せてくれるのでしょうか?
この赤ちゃんことSpencer Elden(スペンサー・エルデン)さんは、カリフォルニア州のデザインアートの大学に務めていた父リックさんの元に、新進気鋭のバンドの新しいアルバムのジャケット制作の以来が舞い込んだことでモデルとなりました。
スペンサーさんは「私の父はハリウッドの特殊効果アーティストチームのメンバーでした。彼らは、地元のプールに行き、私を水に投げ込んだのがこのジャケット写真でした。」「このジャケット写真は(私にとって)友達のようなものでした。」と語りました。
ジャケット写真では、針に引っ掛けられたドリ紙幣を魚のように追いかける裸の赤ちゃんが写し出されており、全面的にスペンサーさんが特徴となるものです。
この革新的なジャケット写真と共に「ニルヴァーナ」がメジャーになって20年のうちにさまざまなことがありました。ヴォーカルのカート・コバーンは1994年4月5日にショットガンで頭を撃ち抜き自殺しました。
しかし、今なお革新的なジャケット写真と「ニルヴァーナ」の存在は世界に大きな影響を与え続けています。