日本ではイギリスは紳士の国というイメージが強く、街中もシャレていて紳士淑女が行き交っているように思っている方も多いかもしれませんが、本当はゴミや汚物や泥酔した人々で氾濫する場所なのかもしれません。
これらの写真を見ていると暴動が起こったのもなんだか肯けてしまいます。
これらの写真はイギリス・ウェールズの首都カーディフのメインストリート周辺で撮影されたもので、フランスのペルピニャンで行われているフォトジャーナリズム国際フェスティバルに出品されました。
ポーランド出身の写真家Maciej Dakowiczさん(34歳)が、過去5年間に渡って撮影したイギリスの夜の街は近代的で優雅なイメージを完全に打ち砕くものでした。
Dakowiczさんは故郷のポーランドの街ビアウィストックでは、このような光景を見ることはできないだろうと語ります。
Dakowiczさんは、権威ある映画祭で発表されたこの写真について「写真はたくさんの暴力と愛とアルコールの物語を紡ぎだしています」といいます。また、これを見た観客に対しては「反応は非常に肯定的だった」「観客は笑っていた。彼らはイギリスの人々を楽しんでいた」と語りました。
紳士淑女の国は今や失禁と嘔吐とアルコールの国になってしまったのかもしれません。