ミシュランが2002年から行っている、未来の自動車のデザインを募る「ミシュランチャレンジデザイン」。この10年間で3000以上のデザイン出品があり、関係国は98か国にまで広がっており、今年も多くのデザイン会社から未来の車のデザインが集まりました。
今回は、数多く集まったデザインの中でも度肝を抜くような、13の奇妙で素晴らしい未来の車をご紹介します。
2)2ICE:二人の利用のバイクに切り替えることも可能。リチウムイオン電池で動く電気駆動。
4)コンクリートジャングルを生き残るために自然や生き物にヒントを得たデザイン。電気モーターで動きます。
5)以前ご紹介した乗馬にインスパイアされた車。詳しくはこちらを参照してください。
6)Vieria:大気汚染や温暖化を抑えるために汚染物質をフィルターを使って放出させない車。汚染物質どころかマイナスイオンを出すようです。また4つのタイヤは高速移動の時と街移動の時で最適なフォルムに変形します。人にも自然にも優しい車。
7)マンタ:水陸両用車で後輪は個別に電気モーターで動いています。水に入ると後ろのタイヤが90度回転してスクリューになります。
8)ハルシオン:多孔質アルミニウム発泡体という軽い金属で作られており、フクロウの骨格をモデルにデザインされています。超低空で飛ぶグライダーのような空飛ぶ車みたいです。
9)アイオロス:太陽光エネルギーと風力エネルギーを直接利用して駆動する車です。
10)電力で駆動し4つのタイヤがついたアームを自在に操り、どんな道でも走ることができます。
11)これからは1人1人が個別に移動するようになることを想定して作られた車。歩行者などとも一緒に走れるようになっています。
12)スーパーソニック:3つのタイヤで走り、後ろ2つが電気駆動。時速190km~300kmで走れます。
13)ATNMBL:2040年を意識した車で運転席は無く自動運転です。太陽光発電で駆動し、車自体が生きており、会話、エンターテイメントの提供など社会的なつながりさえ持てます。
こうやって見てみると今後の社会の変化、環境問題、人口増加、快適性、社会性などがデザインやコンセプトに大きく反映されています。
新時代の車からいろんなものが見えてきます。