2011年6月13日にアメリカ・アラバマ州マーシャル宇宙飛行センターでNASAが開発した自律飛行型のロボットのプロトタイプがテスト飛行を行い、みごと自律的な離陸と着陸を成功させました。
テストの動画は以下から
自律飛行ロボットは目に見えない空気の渦(赤外線映像に映っている赤い熱風によって引き起こされる無数の小さな渦)に翻弄されながらも最大7フィート(約2.1メートル)ほどまで上昇し、約27秒間空中でホバーリングしました。ロボットの着陸と共に、コントロールルームでは大きな歓声と拍手が起こりました。
今後も飛行テストを行い、最大100フィート(約30メートル)滞空時間60秒を目指すそうです。
今回のテストの成功は月面や地球近くの小惑星へ探査できる小型自律ロボットの技術の向上を意味しており、今後の宇宙開発への大きな一歩となったようです。