トプコンは「3D&バーチャル リアリティ展」において、360°全方位カメラによる動画での道路現況確認システム”IP-S2/Lite”の展示をおこないました。このシステムを用いれば、動画に映っている道路や建物などを実測することができるだけでなく、実写動画上にCGオブジェクトを置くこともできます。
IP-S2/Liteは360°全方位カメラと傾斜計とGPSを組み合わせたシステムになっており、撮影した動画を3次元化したりCGオブジェクトを置いてさまざまなバーチャルシュミレーションをすることが可能です。
これによって地図の書き換えやガードレールなどの公共設備の配置などの計画立案のスピードや精度の向上が実現できます。3月11日の地震発生以降にも東北を実測してデータを収集するなど運用は始まっており、今後の復興に大いに役立つことが期待されます。