空飛ぶ円盤は、一般的にはUFOと呼ばれていますがUFOの”U”は”正体不明”を意味します。つまり、UFOはエイリアンの乗っている宇宙船だけではないのです。
地球上でもさまざまなタイプの空飛ぶ円盤はデザインされており、そのいくつかは実際に空を飛びました。これからご紹介する空飛ぶ円盤は実際に存在したものです。
このUFOに乗っていたのも、もしかしたら人間だったのかもしれません。
1.Lenticular Reentry Vehicle (レンズ型宇宙船)
2000年に公開された米政府機密文書によりますと60年代に、このレンズ型宇宙船で核ミサイルを撃ち込むプロジェクトがあったそうです。
大気圏突入の際に出る熱を放出するためにこの形状にデザインされたようで、4人乗りの円盤は宇宙の軌道上を6週間飛行し続けることができます。
この円盤が実際に飛んだかは確認されていませんが、プロトタイプが高高度気球からテスト飛行し、墜落した可能性があると一部の人は考えています。
その墜落した円盤が1966年にテストされたオーストラリアのミサイルだといわれています。
フランス人のRené Couzinetによってデザインされたこの円盤は 周囲にある50枚の羽根が6つのターボエンジンによって回転することで浮遊する仕組みだったようです。
3/5の木製の模型を作ったが、プロトタイプが完成する前に資金が無くなりプロジェクトは頓挫しました。
内部ジェットエンジンによって浮かび上がり、100トンの荷物積載して1500フィート(約450メートル)まで上昇できるようです。この性能は従来の航空機の2倍の効率だったようです。
この円盤はヘリウムで浮かび上がるようで、強風の中でも安定して飛行することができます。
貨物は600トン、11000人の乗客を運ぶことができます。2009年にロシアの会社がプロトタイプを製作し、今後量産し艦隊を作る予定のようです。
この円盤は空飛ぶ車のように走ることができ、プロペラによって下に空気を送り浮き上がります。
最大高度は10フィート(約3メートル)でどんな地形でも走ることができます。
この円盤は下からレーザービームを当てることにより、円盤部分が太陽の表面の5倍の温度まで加熱されます。これによって空気を爆発的に膨張させ、その推進力で飛ぶ仕組みです。
このシステムを使って人間や貨物の運搬することが期待されています。
コアンダ効果(流れの中に物体を置いたときにその物体に沿って流れの向きが変わる粘性の有る流体の性質)を利用した円盤です。
1963年に製作されたエンジンのついたプロトタイプではホバリングができたようです。最近では無人偵察機などに利用されています。
カナダで作られた実践的な円盤で機体内にあるジェットエンジンで巨大なタービンを回転させ飛行します。この円盤は戦闘機として開発されました。
直立させ垂直に離陸することができ、最高速度は毎時1500マイル(時速2400キロメートル)で飛行できると想定していましたが、1953年プロトタイプが試運転される前に資金難からプロジェクトは打ち切られました。
米軍によって開発された円盤で、羽根を駆動させる6つのジェットエンジンが搭載されており、最大100000フィート(3万メートル)をマッハ3.5で飛行できるように設計されました。
しかし、エンジンが危険すぎるということで1956年にプロジェクトは終わりました。