まったく理解できない事件がアメリカ・フロリダ州・マイアミの道路で発生しました。
2012年5月26日、ハイウェイの脇道で寝転んでいた裸の男が同じく裸で隣に寝転んでいた男の顔を食べる事件が発生しました。顔を食べていた男ルディ・ユージン(31歳)は、駆けつけた警察に銃で撃たれながらも顔を食べ続けたため、銃殺されました。
情報によると、「男性が争っている」という通報を受けて警察が駆けつけたときには、ユージンは隣にいた男の顔を粉々に噛み砕き食いちぎっていたといいます。警察官は、ユージンに暴行を止めるように警告しましたが、止めなかったため1発の銃弾を発射しました。
しかし、銃弾を受けてもユージンは顔を食べることをやめなかったため、続けて銃弾を発射。計6発程度の銃弾をユージンに撃ち込み射殺しました。
顔を食べられた男性は、すぐに病院へ運ばれて徐々に回復しているというものの、病院スタッフが「これまで一度も見たことがない」というほどの大きなケガをしているといいます。また、顔が判断できないほど重傷だといいます。
現場の目撃者は「血の塊だった。そこらじゅうに血があって何が起こっているのかよく分からなかった」「これまでの人生の中で見たものの中で、最も陰惨なものの1つでした。映画でこういった場面を見たこともありますが、実際に見てみるとかなりのトラウマになりました」と語りました。
警察によると、裸になっていることや暴力的になっていることから、薬物の過剰摂取が原因の可能性が高いといい、LSDを使用していた可能性が指摘されています。
被害者の男性の身元は分かっておらずホームレスだったのではないかともされています。また、2人の近くには武器も落ちていなかったため、素手に犯行であるとされています。
「銃を撃たれながら顔を食べる」「裸だった」など奇妙な点が多い今回の事件。海外のネットユーザーからは「リアルゾンビ」などの意見が出ており、多くの人が奇怪な事件に衝撃を受けているようです。