イギリス、サセックス州アックフィールドにある馬の保護施設に何者かが忍び込み、ロバのヴァンダル(30歳)に約20分間かけて白と黒の縞模様の塗装を施すという事件が発生しました。
発見者のロバの世話係は「シマウマがロバのエサを食べに来たので”何かがおかしい”と思った」と語りました。
管理者のフェリック・グリーンさんは「私達は犯人を見ていませんが、昨夜に事件が起こったことは分かります。犯人はストライプを描くのに20分は要したに違いありません。ロバは苦しくはなかったでしょうが、臭かったでしょう。」と語りました。さらに、グリーンさんはペドロという他のロバにも被害があったことを明かし、ペドロには「ワイセツな絵」が描かれていたと語りました。
グリーンさんはロバがたくさんいたことから、犯人は無差別に犯行を犯した可能性が高いとしています。
これまでにも、ロバがシマウマのような模様に塗られることがパレスチナの動物園でありました。
2009年にパレスチナ、ガザ地区にある動物園では、2頭のロバをシマウマ模様にすることでイスラエルからの動物輸入を制限するという巧妙な方法が実行されました。
ロバをシマウマ模様に塗ることに対して多くの人はおもしろがりますが、皮膚への刺激や呼吸器にダメージを与える可能性があるため立派な動物虐待と言えます。
サセックス警察は、今回の事件の調査を開始したことを発表しました。