ミシガン州の空軍基地で行われていた航空ショーで、ヘリコプターと飛行機の間を命綱なしに乗り移るスタントで落下事故が起こりました。
この事故で200フィート(約60メートル)の高さから転落したスタントマンのトッド・グリーンさん(48歳)は死亡しました。
落下の様子の動画がありますので閲覧に注意してください。
当局の調べでは、この日行われていたセルフリッジ空軍州兵基地の航空ショーで、スタントマンのトッド・グリーンさんはこの日3回目の航空機からヘリコプターへ乗り移るスタントをしていたところヘリコプターに掴まり損ない転落したということです。
転落後、すぐにクレメンス地域医療センターに搬送されましたが、転落による外傷で死亡しました。
観客のジェレミー・ミッシェルさんは「転落はスタントの一部だと思った」と語りました。また、「アナウンサーが転落はショーの一部ではないと言いましたが、非現実的な感じです。」と語りました。
事故の目撃者であるアーノルド・セセさんは「ダミー人形が落ちるように見えました。しかし、滑走路に緊急スタッフが急いだ時、誰もがこれがスタントの一部ではないことを知っていました。」と語りました。
グリーンさんは25年以上にわたって空中スタントを行ってきました。彼はパラシュートを持っていませんでしたが、もし持っていても60メートの高さでは開かない可能性があったといいます。
グリーン氏は、伝説的な航空スタントマンのエディ”グリップ”グリーンを父親に持つ航空スタントマンのサラブレットでした。