作家の村上龍さんとエフエム東京社員の延江さんが、毎週時事について語っているRVR。今週はタイの洪水の状況と放射能汚染問題について語っています。
なぜタイではこれほどまでに洪水が長引いているのかというと、村上さんいわく、雨季の期間に例年の1.5倍の雨量があり、さらに川自体が日本のように短く急ではないため、降った後にもなかなか雨が引かないといいます。
ちなみに調べたところによると、タイのチャオプラヤ川の場合、河口から約400キロ内陸のスコータイで、標高が100メートル程度(単純計算すると勾配は1/4000)であるのに対し、利根川が1/1000程度だといいます。また、日本屈指の勾配の富山県の常願寺川は1/30(山地)ということですので、日本に比べてタイの川がどれだけ緩やかな流れかというが分るかと思います。
また放射能汚染問題では、瓦礫の拡散についてと、記者が低濃度の汚染水を園田政務官に飲むように進め実際に飲んだことについて語りました。