現在タイでは、ここ50年間で最悪の洪水が発生しており、バンコクを中心として国土の3分の1が水没する事態に襲われています。例年にない、激しいモンスーンによって7月から370人以上が死亡しており被害は拡大しています。また、防波堤などによって一部の住民は守られていますが、その防波堤の外で暮らす人々からは批判や不満の声が膨れ上がる一方です。
そんなタイの洪水の様子がよくわかる42枚の写真をご覧ください。
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水没した街とおじさん。
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10月30日:タイの兵士が、決壊したチャオプラヤ川の水が街に流れ込まないように人垣になって防ぐ様子。
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トラックで浸水地区から避難する人々。
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NASAの撮影した7月11日のタイ・アユタアの航空写真。
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NASAの撮影した10月23日のタイ・アユタアの航空写真。ほぼ水没しています。
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10月31日:家の中まで浸水する家。
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水没した街中は小型船で移動。
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ニシキヘビなんかも流れてきます。
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生垣をボートを漕ぐ人の形にカット。
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市場を流れるチャオプラヤ川から氾濫した水。
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仏像も水没。
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浸水した地区の人へ飲料水を送るボランティア。
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水に浸かりながら髪の毛を洗う少女。
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10月30日に撮影されたバンコク北部の住宅街。
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お店には物資が入ってこないため、棚は空っぽです。
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一方富裕層は、浸水地区から数km離れた安全なショッピングモールでショッピング。エアコンの完備された場所でコーヒーを楽しみます。
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高速道路も車が走っていません。
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大きなタライをボート代わりにします。
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流れる水に耐えながら必死に歩く女性。
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バンコクの中心部を撮影する男性。
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水没したお寺の境内を泳ぐ少年。
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兵士と自治労働者によって洪水を防ぐ壁を補強。
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夜は寺院の隣にある仮説避難所に集まります。
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建物から流れ出る水。
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川のようになった家で料理をする女性。
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バンコクにあるドンムアン空港も水没しました。
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浸水した倉庫の中で働く男性。
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溺れまいと石塀にしがみ付く犬。
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川の水で身体を洗う女性。
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トラックで避難する人々。
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被災者に向けた物資の準備をする外国人ボランティアたち。
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祈る修道士は、バンコク内の混乱している避難所を周り詠唱しています。
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浸水した家屋を調べるためボートで周る男性。
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バス停のイスの上で仮眠をとる男性。
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なるべく浅いところを歩く地元の人々。
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仏教の僧侶は、濡れながら朝の托鉢をしてまわります。
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水が押し寄せてきたので、あわてて移動する女性。
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家の中から水をすくい出す女性。
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チャイナタウンにある倉庫。完全に川と化しています。
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助け出された女性。
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浸水した市場を見つめる女性。
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冠水した場所でも進める特注の三輪車に乗る親子。
かなりひどい状態ですが、地元の人々がパワフルになんとかやり過ごしているのが、何よりの救いのようです。日系メーカーの従業員たちも、続々避難しており、まだまだ予断を許さない状況となっています。
参照
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