村上龍さんとエフエム東京の延江さんが福島第一原発のメルトダウンについて語っています。
メルト=溶ける ダウン=落ちることからメルトダウンは炉心(核燃料)が溶け落ちることは想像はつくが、実際には国際的にに定義されているものではないそうです。
格納容器に落ちるのがメルトダウンなのか、建屋にまで落ちるのがメルトダウンなのか決まっていないという。
内部の状況がしっかり分かっていない状態で「定義が曖昧な言葉が独り歩きして、何となくヤバいイメージがつくられていく」状態こそが一番の問題なのかもしれない。
また、福島第一原発の瓦礫で1000ミリシーベルトが測定されたことについて、どうやって測ったのかを疑問に思ったと村上さん。
感情や情報に振り回されず、基本的な知識や冷静な判断が個人に求められているのかもしれない。