やる気を出すって難しいですよね。それと同じくらい他人にやる気を出させるのも難しいものです。
そこでよく使われる手段は「物やお金でやる気を引き出す」という方法です。昔からよく使われている方法ですし、大抵の人は働く理由の大きな要因に「お金」を挙げます。
しかし、本当に「お金」や「物」のために人は行動（やる気）を起こすのでしょうか？
キャリアアナリストであるダニエル・ピンクによるこの講演を見れば今まで気が付かなかったことに気が付けるかもしれません。
詳細は以下から
ダニエル・ピンク 「やる気に関する驚きの科学」 from aoky on Vimeo.
この講演の中でダニエル・ピンクは作業内容によって外的動機付けと内的動機付けの効果の違いをロウソク問題（画鋲とロウソクを使ってカベにロウソクをつけるにはどうすればよいか）で証明します。
次に、今後の社会においては決まった労働を決まったルールに沿って行うことよりも、創造的でクリエイティブな労働が重要になってくることを前提に、そういった労働ではアメやムチ、お金などの報酬や罰といった外的動機付けよりも自主性・成長・目的を基にした内的動機付けの方が生産性が高まることを社会科学の実験により説明しています。
その具体的な例としてオーストラリアのソフトウェア会社やウィキペディアを挙げています。
彼の主張が正しいのか間違っているのかは皆さんで判断していただくしかありませんが、これまで生産していたものと、これから生産していかなければならないものが違うのに今までどおりの同じやり方でうまくいくとは思えないような気はしますよね。
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