先日、海外の研究チームがゲーム用ヘッドセットで脳のハッキングに成功したことをお伝えしましたが、今回は脳波を用いて考えるだけで自由自在に4枚羽根ヘリコプター「クワッドローター」を動かすシステム「フライングバディ2」をご紹介します。
このシステム「フライングバディ2」は、中国の浙江大学が研究しているプロジェクトで、脳波をヘッドセットで読み取り、クワッドローターを動かすというものです。
ヘッドセットで脳波を受信すると、その情報がコンピュータに転送され、さらにWi-Fiでクワッドローターにデータが送られ思い通りに動かすことができる仕組みとなっています。
この研究は、障害を持つ人のために開発されており、考えた通りにシステムを運用できるようにすることで、身体が不自由な人の役に立つことが期待されています。
これからの入力デバイスの基本は、脳波になるかもしれませんね。