空飛ぶ自動車「トランジッション」や自動車とジャイロコプターを合体させた空飛ぶ自動車「PAL-V Flying Car」など、これまでにも「空飛ぶ自動車」をいくつかご紹介してきましたが、今回は自動車にも飛行機にもなる空飛ぶ自動車「Plane Driven PD-2」をご紹介します。これからは、空陸両用タイプの乗り物が一般的になるのかもしれません。
「Plane Driven PD-2」は、空陸両用の乗り物。翼をたたむことでトライク(三輪車)として自動車のように一般道路を走行することができ、空港では翼を広げることで飛行機として空を飛ぶこともできます。
走行ムービー
道路では、最高時速118kmでの走行が可能。50馬力のエンジンを搭載しており、開発した会社によると走り具合は1965年製のフォルクスワーゲン・ビートルに似ているとしています。さらに、燃料を満タンにすれば322kmの走行が可能とのこと。
飛行ムービー
走行する際には4人乗りですが、飛行機としては2人乗りだといい、飛行する際には2人を置き去りにしなければなりません。
しかし一度、飛行を開始するともはや普通の飛行機にしか見えません。
販売価格は6万ドル(約470万円)以下を目指しているといい、こういったタイプの乗り物にしては非常に低価格だといえそうです。