「パーソナルスペース」とは、他人が近付かれると不快に感じる空間のことで、パーソナルエリアとも呼ばれます。そんなパーソナルスペースについて、オランダの航空会社「KLM」が実験を行った映像をご紹介します。
この実験は、KLMが新設したビジネスクラスのメリットを宣伝するために制作したものだそうです。
実験は非常に単純なもの。空港内にいる人々の真横に近づき、相手のパーソナルスペースに侵入するというもの。パーソナルスペースを侵された人々は、怪訝な顔をしながらすぐにその場を離れます。
確かに間近に座られれば誰でも良い気分はしませんが、それ以上にいくらでも座れる場所があるのに真横に座ったことに警戒心を抱いたのかもしれませんね。
一般に、パーソナルスペースは女性よりも男性の方が広いとされていますが、社会文化や民族、個人の性格やその相手によっても差があります。
また、親密な相手ほどパーソナルスペースは狭く(ある程度近付いても不快さを感じない)、逆に敵視している相手に対しては広くなります。さらに相手によっては(ストーカー等)距離に関わらず視認できるだけで不快に感じるケースもあります。