アーネスト・ヘミングウェイの晩年の海洋小説『老人と海』では、サンチャゴでもサメを追い払うことができませんでしたが、この2人はどうにか追い払うことに成功したようです。
オーストラリアで2人のダイバーが海で泳いでいたところ、巨大なホオジロザメ(ホホジロザメ)に急接近される事件が発生しました。2人は持っていたナイフやモリを使ってサメを威嚇し、危機を脱したということです。
2人のダイバーがこの事態に巻き込まれたのは、西オーストラリアのジェラルトン沖の海。アウトドアが大好きなデイブ・リチャーズさんとネイサン・ポッドモアさんが海で泳いでいたところ、船から46mほど離れた地点でホオジロザメに目を付けられてしまいました。
スティーブン・スピルバーグ監督の出世作である映画『JAWS』に登場することで知られているホオジロザメに急接近された2人は、持っていたナイフやモリで応戦。どうにかサメに襲われることなく船に逃げ込むことができました。
「この程度のサメなら大丈夫だろう」と思う方もいるでしょうが、世界各国でホオジロザメによる事故が発生しています。
一方で統計的に見ると、サメはそれほど危険なものではないという風にも考えられます。