マルコ・テンペストが,プロジェクション・マッピングと飛び出す絵本を組み合わせて、視覚的で魅力あふれる話を聞かせてくれます。「史上最大のギーク」と言われるニコラ・テスラの、交流電流発明の成功から貧しい晩年までの物語です。
ニコラ・テスラは、19世紀中期から20世紀中期の電気技師、発明家。交流電流、ラジオやラジコン(無線トランスミッター)、蛍光灯、空中放電実験で有名なテスラコイルなどの多数の発明、また無線送電システム(世界システム)を提唱したことでも知られています。磁束密度の単位「テスラ」にその名を残います。主な業績に「交流電流」「殺人光線」「誘導電動機」「テスラコイル」「テスラタービン」などがあり、8か国語に堪能で、詩作、音楽、哲学にも精通していました。
そんなニコラ・テスラについてマルコ・テンペストは、プロジェクション・マッピングと飛び出す絵本を組み合わせてその生涯を語ります。
さまざまな発明で大成功したニコラ・テスラでしたが、無線送電システムの失敗により貧しい晩年を過ごしました。