通常のスケートボードはタイヤが小さいこともあり階段のような段差を滑り降りることはできませんでした。しかし、この8輪スケートボード「Stair Rover」なら、段差に応じてタイヤが動き階段も滑り降りることができます。ユニークなスケートボードをご覧ください。
この「Stair Rover」は、イギリス・ロンドンを中心に活動しているプロダクトデザイナーのPo-Chih Laiさんが制作したもの。8つのタイヤが段差に対応して稼動し、つっかえることなく階段を滑り降りることができます。
材料には、アルミニウム、カエデ、竹、ゴムなどが使われており、そこらじゅうに階段のある都市部でも自由自在にスケートボードを乗り回すことができます。
ご覧のように、スケートボードの前後に4つずつ計8つのタイヤを配備。さらに軸が付いており、これが動くことによって各々のタイヤが段差でも接地、スムーズに階段を滑り降りることができます。
前モデルでは、タイヤが6つのものもあり、こちらは3つのタイヤが付いた軸が回転することで大きなタイヤのような効果を発揮。段差を降りることができます。
今回制作した「Stair Rover」は、ロンドンで開催されるアートギャラリーに出展されるとのこと。販売などは未定ですが、スポーツ用品会社も関心を示しているようで、もしかすると近い将来販売されるかもしれません。