今回ご紹介する工場は、全自動で子羊の羊肉を解体・処理する羊肉オートメーション工場です。人の手を介さずに肉の塊が肉片へと変貌する様子をご覧ください。
この工場では、内臓と皮革が取り除かれた状態の子羊の肉を機械によって自動的に加工しています。
丸々1匹の状態で吊り下げられて運ばれてきた羊肉は、ロボットハンドや電動カッターによって部位ごとに切られ加工されていきます。切り分けられた部位は、それぞれが個別の場所に運ばれていきます。
動物の解体作業を行ったことがある人なら分かると思いますが、人間の手での解体には技術と多大な労力が必要であり、衛生的に処理するのも非常に難しいです。しかしこの工場なら衛生的で無駄の無い処理が可能となっています。一方で、こういった工場で全ての食肉が生産されれば命の尊厳や動物への感謝を忘れてられてしまうような気もします。
テクノロジーの素晴らしさと命の尊厳を考えさせられる全自動羊肉処理工場でした。