スロベニアのアーティスト、フラン・ゴロム(Franc Grom)さん(72歳)は、生ゴミとして捨てられる卵の殻に精密な彫刻を施すことで芸術作品にしてしまいます。驚くべき卵の殻アートをご覧ください。
これらのアート作品を作るために、まず生卵の上と下に小さな穴を空けて中身を出します。その後は、壊れやすい卵の殻を身長にドリルで削り、チェ・ゲバラの肖像やエッフェル塔などのデザインを施します。
ゴロムさんは、この珍しいアート制作を18年間に渡って行ってきました。1つの作品を作るのには数ヶ月ほどかかり、平均して3000もの小さな穴が空けられます。
これらの作品は、スロベニアの伝統的なデザインに触発されており、細かな部分では数mmの幅で卵の殻がくっついているような状態となっています。
作品は、スロベニア、インド、日本、アメリカなどの展示会に出展されることもあり、1つ500ドル(約4万円)程度で販売されているようです。