アニメ『東のエデン』には、「東のエデン」という画像検索エンジンが登場しますが、ついにNECが開発したようです。
NECは、スマートフォンの内蔵カメラを活用した画像認識サービス「GAZIRU(ガジル)」を6月より開始しました。
このサービスは、NECが企業向けに提供するもので、スマートフォンで撮影した画像と、あらかじめ登録した画像データを照合することで、画面上に物体の名称や詳細情報を表示するものです。
端末の中だけで画像認識から結果表示まで行うものと、クラウド上で処理を行ってから結果表示を行うというものの2通りの提供が考えられています。
このサービスは、NEC独自の汎用的な画像認識エンジンによって、世界最高レベルの認識率を実現しています。また、独自のロジックにより、データ量の圧縮と計算量の削減にも成功しています。
このサービスを用いれば、作りたてで誰も撮影したことないスパゲティであっても、それをスパゲティだと認識することが可能だといいます。
想定される用途としては、名前が分からないものを調べたり、文字入力の手間を省くといった検索手段に加え、様々なサービスへの入り口としての活用が提案されています。
想像できないくらい使い道が存在しそうなこのサービス。カメラで撮影するだけで、あらゆる情報が手に入るようになるかもしれませんね。