ビートルズの名曲に『ストロベリー・フィールズ・フォーエバー』なんてものが存在しますが、セネガル共和国ダカール州には「ラック・ローズ」というピンク色をした湖が存在します。今回は、ジョン・レノンが見れば大喜びしそうなこの不思議な湖をご紹介します。
「ラック・ローズ」は、バラ色の湖という通称として有名であり、パリ～ダカール・ラリーのゴールとしても知られている潟湖です。
この鮮やかなピンク色の秘密は、40%の塩分濃度によるものです。海水の10倍ほど塩分濃度であるため、塩の産地としても有名です。また湖面が下がる乾季はそのバラ色が鮮やかになります。
塩の採取が盛ん
塩分濃度が高いため、塩を好む「Dunaliella salina」という生物しか繁殖できず、この生物が太陽光からエネルギーと同時に赤色の色素を生成しています。
さらに塩分濃度の高さから、人が湖に入れば死海のように浮くことができます。
微生物学者バーナード・オリバー氏：死海のように浮かぶこともできます
労働者は湖に浸かり、棒を使って塩を採取します
ボトルに入れられた水
ピンクの原因となる生物Dunaliella salina
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