この「SketchSynth」は、ペンで紙に描いた単なる絵をコントロールパネルとして機能させることができる画期的システムです。とりあえず、そのデモ映像をご覧ください。
使い方は、紙にペンでボタンを描き、あとはカメラで情報を読み取りプロジェクターでボタンを照射するだけです。紙の上の絵のボタンを操作するだけで、その動きに合わせて装置を動かすことができます。
開発者のカーネギー・メロン大学のビリー・キース氏は、子供のころダンボールに描いたボタンを使い、架空のマシーンを操作することを想像して遊んでいたそうで、その子供のころの夢を実現させたのがこのシステムです。
こちらはカメラがどのように認識しているかを撮影したもの。紙の上のボタンと手の動きを認識しているのがよく分かります。
好きなだけ簡単にボタンを作れるこのシステム。アイデア次第では、なかなか面白い使い方ができるかもしれませんね。