グーグル検索エンジンが大幅アップデートでより賢くなる!!新機能「Knowledg Graph」を導入!!


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グーグルは17日、ユーザーが検索エンジンで入力したキーワードの意図を理解し、より関連性の高い検索結果を表示するという新機能「Knowledg Graph」を公開しました。米国内のユーザーを対象に徐々に提供しています。

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今回導入される新機能「Knowledg Graph(ナレッジグラフ)」は「Freebase」「Wikipedia」「CIA World Factbook」など一般公開されている情報に加えて、物、人、場所といった5億件以上の情報、それらの関係性などを示す35億件以上のデータを活用することで、ユーザーの意図に近い検索結果を表示します。

Knowledg Graphの特徴は、主に3つあります。まず1つ目は、ユーザーが意図した検索キーワードを探し出しやすくすること。2つ目に、検索キーワードに関連する周辺情報を提供すること。3つ目は、検索キーワードと関連している別のキーワードをユーザーに提供することです。

1.ユーザーが意図した検索キーワードを探し出しやすくすること

例えば「タージマハル」という検索キーワードでは、世界遺産のモニュメントや有名なミュージシャン、カジノ、インド料理屋、その他多くの意味を内包しています。

これに対してKnowledg Graphでは、これらの意味の違いや関係性を理解します。具体的には、検索結果ページ右側にタージマハルの写真や地図、有名ミュージシャンのタジ・マハールの写真やカジノ「タージ・マハール」などの様々な「タージマハル」を表示し、ユーザーが検索結果を絞り込めるようにします。

2.検索キーワードに関連する周辺情報を提供すること

また、検索対象に関連する情報も整理して検索結果ページの右側に表示します。例えば、「Marie Curie(キュリー夫人)」と検索した場合、誕生日から死亡日、学歴や科学的発見などキュリー婦人に関するさまざまな周辺情報が表示されます。

3.検索キーワードと関連している別のキーワードをユーザーに提供すること
この機能は前に説明した2つの機能の延長線上にあるもので、例えば「ベンジャミン・フランクリン」を検索すれば、住んでいた場所、同時代の関係する人物などが分かるため、芋づる式にさまざまな情報が手に入り、偶然で新しい知識との出会いがあるというものです。

よりユーザーのイメージ通りの検索結果を表示してくれる今回のアップグレード。これまでの断片的なデータの提供から包括的で体系的な知識の提供はすなわち、「情報検索」から「知識検索」という大きな変化といえそうです。

参照
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