2012年3月27日、建築家ミース・ファン・デル・ローエの生誕126周年を記念してグーグルの検索エンジンデザインが変更されました。ミース・ファン・デル・ローエは、20世紀のモダニズム建築を代表するドイツ出身の建築家です。
ミース・ファン・デル・ローエことルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ(1886年3月27日-1969年8月17日)は、ル・コルビュジエ、フランク・ロイド・ライトと共に、近代建築の三大巨匠(ヴァルター・グロピウスを加えて、四大巨匠とみなされることも)と呼ばれる人物です。
“Less is more.”(より少ないことは、より豊かなこと)という標語で知られ、近代主義建築のコンセプトの成立に貢献した建築家です。柱と梁によるラーメン構造の均質な構造体が、その内部にあらゆる機能を許容するという意味のユニヴァーサル・スペースという概念を提示しました。
また携わった代表的な建築物としては、バルセロナ・パヴィリオン、トゥーゲントハット邸、ファンズワース邸、シーグラムビル、ベルリン国立美術館などが挙げられます
今回のグーグルデザインは建築家であるミース・ファン・デル・ローエにちなんで建物のようなデザインとなっています。また、カーソルを合わせると「ミース ファン デル ローエ 生誕 126 周年」という文字が浮かび上がり、クリックすると「ミース ファン デル ローエ」をキーワードとした検索結果が表示されます。
ミース・ファン・デル・ローエによってデザインされた建築物や椅子
3月27日は、これまでの建築物の概念を一新し、世界中の建築家やデザイナーに多大な影響を与えたミース・ファン・デル・ローエの誕生日でした。