2012年3月24日、J1第三節のサガン鳥栖VS横浜Fマリノスのサッカーの試合で、元日本代表の中村俊輔選手が遅延行為にブチ切れて相手選手の腹部に膝蹴りをしたことが波紋を呼んでいます。元日本代表選手の黄金の左足から繰り出される強烈な膝蹴りを受ける瞬間をご覧ください。
事件が起こったのは81分、サガン鳥栖が1点をリードしている場面でした。
ボールを奪った横浜Fマリノスが、中村選手にボールを回し攻撃を仕掛ける場面でサガン鳥栖の選手のファールを誘いました。ところがファールのあと、転がるボールを追いかける中村選手に対し、相手選手がボールを拾わず遅延行為を行います。
これに怒った中村選手は、すかさず相手選手の腹部に強烈な膝蹴りを食らわせます。この行為で中村選手はイエローカードが出されてしまいました。
その後、試合はそのまま進み、サガン鳥栖が1-0で横浜F・マリノスを下し、J1でのリーグ戦初勝利を飾りました。
この試合後に中村選手は「(敗戦は)戦術理解の面もあるが、個々でも負けている面もある。後から入ってきた選手も『やってやろう』という雰囲気が感じられない。ロングボールも意識して蹴っているわけではない。見ている人も面白くないのでは。自滅しているし、気持ちと身体が一致していない」 とコメントしています。
遅延行為があってどれだけイライラしていても、これはあまりにもヒドいですよね。レッドカードが出なかったのも不思議といえる反則行為です。この気持ちを次のプレーに繋げてもらいたいですね。
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