自動車を運転するために、避けては通れないのが路上教習です。運転免許証を持っている方なら、教習所でドライバーに向いていないひどい運転をする人の車に同乗したこともあるのではないでしょうか。そんな宿命的にドライバーに不向きな人は世界各国に存在するようです。
今回は、ポーランドでドライバーに向いていない人が路上教習を行っている様子をとらえた面白い動画をご紹介します。どれだけ小回りの利く車でも、彼女たちに運転をさせるのは無理みたいです。
アーシャという生徒を、年配のベテラン教官が教えています。どうやらアーシャは、ウインカーの意味が分かっておらず、クラッチの使い方も理解していないためエンストを繰り返してしまいます。また、ギアチェンジのタイミングなども分かっていないようです。マニュアル車の運転をするときにはクラッチ操作が最大の難関となりますが、アーシャは半クラッチというものができないため上手く自動車を走らせることができません。
教官も指摘していますが、ここまで怒鳴られて失敗してを繰り返しているのに頑張るアーシャはなかなかのものです。
前半はマリアという年配女性です。基本的に標識や道路の仕組みを理解できていないため、対向車線に突っ込んでも「相手が悪い」と主張しています。
後半はアーガという女性で、教官はアーシャと同じ人となっています。誰もが心配していた通り、アーガは事故を起こしてしまいました。
マニュアル車では、同時にいくつもの操作を行わなくてはいけないため、余裕がなくなってしまうんでしょうね。なお、海外の多くの国では、路上で練習するのが一般的になっているため、日本のように教習所のコースで十分練習したりすることは難しいという事情もあるようです。