以前、自律飛行によって1500個のブロックを積み上げて塔を建造するヘリコプターロボット「Quadrotors」をご紹介しましたが、今度は「Quadrotors」の精密な自律飛行能力を駆使して楽器を演奏させて映画『007』のテーマソングを奏でる実験が行われました。思わず笑ってしまうスゴすぎる演奏能力をご覧ください。
「Quadrotors」は、キーボード、ドラム、マラカス、シンバル、ギターなどのさまざまな楽器の演奏を、自律飛行によって行っています。奏でられる曲は、誰もが1度は聞いたことのあるジェームズ・ボンドでおなじみの映画『007』のテーマソングです。
少しのタイミングのずれも許されない楽器演奏ですが、「Quadrotors」は完璧なタイミングで楽器を鳴らすことで見事な演奏を実現しています。そして、最後のギターも「ジャーン」とカッコよく弾いてフィニッシュします。
以前の実験では、塔を建てることに利用していましたが、ここまで精緻な動きができるなら楽器演奏までも出来てしまうんですね。「Quadrotors」の利用方法はどうやら無限大のようです。