アニマトロニクスとは、SFXの一種で生物を模したロボットを使って撮影する技術です。以前、映画で使われるリアルな生物ロボット達で多くのアニマトロニクスをご紹介しましたが、今回はアニマトロニクスで制作された赤ちゃんロボットの皮膚を剥がした中身部分の映像をご紹介します。
まるでC-3POのような最先端ロボットの小型版のようですが、こちらのロボットは”赤ちゃんのように動く”ことに根ざして作られています。金属製の手足とプラスチック製の顔は、内臓されている装置によって動かされます。モーター音がうるさいですが、動いている姿はまるで赤ちゃんがぐずついているかのような動きを見事に再現しています。
こちらのロボットは、イギリスのアニマトロニクスの専門家Chris Clarkeさんによって制作されたものだそうで、ドラマで使用するために制作されました。
まるで赤ちゃんターミネーターのようですが、これに皮膚をかぶせればホンモノの赤ちゃんと見分けられなくなると思うと、なんだか不思議な気分になりますね。