人間には、大雑把でテキトーな性格の人から異常に細かなことまで気を使う繊細な性格の人までさまざまいますが、ヘビにも同じようにいろんな性格があるようです。アメリカ・フロリダで撮影されたこのヘビは、レンガの壁を登る際になぜかレンガの隙間にそってカクカクっと登っていきます。律儀に行儀良く壁を登る神経質なヘビをご覧ください。
普通のヘビならにょろにょろっと、レンガのなんかお構いなく登っていきそうなものですが、このヘビはなぜかレンガの隙間に沿って垂直もしくは平行に身体を伸ばしていきます。そしてカクカクっと登り窓の扉に到達したあとも、やはり扉の形に沿って登っていきます。
レンガの隙間の方が登りやすいのかもしれませんが、ここまで無理な体勢をとっているのを見ると、そんなこともなさそうな感じもします。もしかすると、人間でいうところの「横断歩道の白いところしか歩いてはダメ。アスファルトはマグマだから踏んだら燃えて死ぬ」みたいな1人ゲームをやっていたのかもしれませんね。