2011年12月7日に、中国山東省棗庄市の工場で、社長の郭継寛氏(65歳)が工場の立ち退きに抗議して焼身自殺を図りました。この事件で、社長は一命を取り留めたそうなのですが、その一部始終を撮影した動画を今回はご紹介します。
郭継寛氏は工場の屋根に登った後、自分の身体にガソリンをかけて火を点けたようです。その後、屋根の上から地面に落下し、どうにか炎は消し止められたようなのですが、郭継寛氏は危篤状態だそうです。
この工場では数百人が働いていたようで、突然の工場立ち退きには多くの人が反対していたようです。経済振興による土地開発と、そのしわ寄せを受ける人々の不満が、今後も中国にとって大きな問題となり続けそうです。