LinkedIn(リンクトイン)とは、2003年5月にサービスを開始したSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)であり、同サービスを提供するアメリカ合衆国カリフォルニア州サンタモニカの企業です。ビジネスに特化したサービスを特徴としており、2011年11月現在で1億3100万人のユーザーと100万以上のグループが登録しています。
日本ではあまり知られていないLinkedIn(リンクトイン)が、現在急成長中です。
LinkedIn(リンクトイン)のCEOであるJeff Weiner氏によると、 2011年の第三四半期だけでユーザー数は1500万人増加しており、昨年の同時期に比べて63%増となっています。
そして、そのユーザーの多くは携帯電話やスマートフォンなどのモバイル端末を通じてサービスにアクセスしており、モバイルビューページでは前年比400%増を記録。ユニークユーザーの13%がモバイルアカウントとなっています。
他にも共有ボタンでも注目を集めており、第二四半期だけで10万ドメインから18万ドメインと約8万ドメインの増加が認められました。さらにAPIにおいては前年同期から30%増加し、現在では4万人の開発者に利用されています。
同社の発表によると、売り上げに関しても126%の増加が見られ1億3950万ドル(約109億円)を記録しました。
これまでSNSといえば、私的なことに利用されることが主でした。しかし、LinkedIn(リンクトイン)の登場によって、ビジネスの世界にもSNSが普及していることが分かります。2011年10月には日本法人が設立、日本語対応されたことで、日本でも急速に広がるかもしれないウェブサービスと言えそうです。