アメリカのマイクロソフト社が、先日発表した次世代OS「ウインドウズ8」は、これまでのOSとは多くの点が改良・進化しており、報道ではタッチパネル方式に変更されることばかりに注目がされています。
しかし、本当にタッチパネル方式だけが重要な機能なのでしょうか?
今回は、次世代OS「ウインドウズ8」について知っておくべき5つのことをご紹介します。
1.ウインドウズ8は、デスクトップやラップトップだけでなくタブレットでも機能する
以前のOSとウインドウズ8の決定的な違いは、デスクトップやラップトップだけでなくiPadやギャラクシーのようなタブレットでも機能するという点です。タッチパネル方式はタブレットを利用するために組み込まれた機能と言っても過言ではありません。このことによって、今後インターネット利用はデスクトップパソコンが支配的ではなくなる可能性が高いと言えます。
2.ウインドウズ8は超高速化する
以前のOSに比べパフォーマンスが格段に高まりました。アプリケーションの実行も早くなり、たった8秒の時間で起動します。(下動画参照)
3.ウインドウズ8に「App Store」
「App Store」とはアップル社が展開しているiPhone・iPod touch・iPad向けアプリケーションのダウンロードサービスです。ウインドウズ8では「App Store」と同じようなサービスが展開される可能性が高く、アプリ開発者にとってはビジネスチャンスを提供し、ユーザーにとっては便利はアプリが利用できる可能性が高まります。
4.タッチパネル方式とデバイスの小型化の未来
ウインドウズ8ではタッチパネル方式を採用していることから、今後リリースされるコンピュータからはマウスやキーボードが無くなる可能性が高まります。さらにタッチパネル方式はタブレットとセットなので、インターネット利用の今後は、家の中で座ってデスクトップを操作するスタイルから場所に縛られず手のひらからアクセスするスタイルに変わっていくでしょう。
5.ブルースクリーンの変更
Microsoft Windowsにおいて、オペレーティングシステムに何らかの異常が発生し、深刻なダメージを負う可能性のある状態に陥った際に表示されるメッセージや画面が、これまでのおどろおどろしいものからすっきりしたデザインに変更されます。以前ほどの恐怖は感じなくなるでしょう。
OSの性能が変わるだけで社会やライフスタイルに多大な影響が出そうです。さすがマイクロソフトですね。
※追記、デモ操作