東京電力は２３日、福島第一原子力発電所２、３号機についても１号機同様に地震発生直後にメルトダウンを起こしていたとする解析結果を発表した。
詳細は以下から
報告書では
１．炉内の水位が水位計の表示通りだった
２．水位計のデータは信頼できず、１号機と同じ様に核燃料が全露出している
の２ケースで計算を行った。
その結果、どちらの場合でも核燃料が溶融し、圧力容器底部に溶け落ちた状態になっているとした。
特に水位計が故障している場合では燃料が全体が溶融、崩壊しているとした。
また同日、放射線軽量で196 Sv/hを計測して数値が振りきれたデータが公表されており
東電は計器の故障としている。
広島の原爆で爆心地における放射線量は
103シーベルト（γ線）
141シーベルト（中性子線）
爆心地500メートル地点で
28シーベルト（γ線）
31.5シーベルト（中性子線）と推定されており、
ウラン濃縮度の低い原発の核燃料（４％前後）から爆心地以上の放射線量が出ることは考えにくい。
（原爆のウラン濃縮度は９０％以上）
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