日頃「仕事の成果が上がらない」「生産的でクリエイティブな仕事ができない」なんてことになっている会社の中には、仕事場(ワークスペース)に問題があるのかもしれません。
そこで、オフィスデザインのプロやコンサルティングの専門家が教える「仕事ができるようになる仕事場」にするための5つのポイントをご紹介します。
自然光は人間をリフレッシュさせ気分を高めます。また、自由に歩きまわれるようなスペースは従業員の移動をしやすくし、活発な人間関係の形成にも役立ちます。
デスクから離れて一休みでき、創造性を膨らませられる場所が休憩スペースです。また、従業員同士の仕事を離れての個人的な雑談は人間関係を深め、考えを交換するのに役立ちます。さらに多くの偉大なアイデアは気楽な場所から生まれることが多いです。
小さなオフィスでは”舞台裏”をお客さんに見られる場合もあります。また、キレイなオフィスは気持ちをよくさせてくれます。デスクの上にパンくずや食べ物を置いておくなんて言語道断です。
資金の少ない会社にとってはつらいかもしれませんが、長期的に見て安い家具は節約にはなりません。仕事の大半を過ごすオフィスチェアは従業員の生産性に直結します。痔や腰痛、肩こり、目の疲れを抱えた人間が良い仕事をすることなんかできません。
“どこにでもある場所”ではなく”私達の場所”で働けば従業員はアイデンティティを持ち、やる気も出します。独特な壁のデザインにしたり、ちょっとした会社のロゴを入れてみたりするなど、少しのアイデアと少しのお金で“どこにでもある場所”から”私達の場所”にすることは可能です。
生産性が上がらないからと言って、変なコンサルタントのセミナーなんか受けていないで、これら5つのポイントから”良い職場”をデザインしてみてくださいね。