憧れのリゾート地「モルディブ」にあるゴミ島がヒドい!!「地上の楽園」が抱える「毒の爆弾」


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地上の楽園として知られるインド洋の島国「モルディブ」には、白い砂浜とターコイズ色の海というこの国のイメージとはかけ離れた島があります。それは、「ゴミの島」と呼ばれるティラフシ島。20年前からこの国のゴミ捨て場となり、環境を脅かしています。

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首都マレから船で約30分、世界の富裕層や有名人がハネムーンを楽しむ他の島々と同じ白い砂浜と澄んだ海に囲まれたティラフシ島の島内には、ゴミの山が広がります。この光景にはモルディブのリゾート産業にも大きな責任があります。政府統計によれば、マレの住民が排出するゴミの量が1日平均2.8kgなのに対し、観光客の残すゴミは1日平均7.2kgにも上ります。

ペットボトルやエンジンオイル、金属や紙類は手作業で回収されてインドへ送られ、残りのゴミはその場で焼却処分されます。しかし作業員が見落とした電子機器や電池などが焼却され、有毒煙を排出しているのが現状。地元当局は焼却炉の建設を開始しましたが、計画は5年遅れています。

観光業によって支えられているモルディブでは、観光客たちがその美しい自然を脅かす最大の原因となっているようですね。観光客には来てほしいものの、自然破壊は止めたいというジレンマに悩まされているようです。

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