CGアニメもいいですが、えんぴつだけでここまでの躍動感や温かみを表現できるのも素晴らしいです。
「Tooth Fairy Affair」と題されたこの短編アニメーションはえんぴつの線だけで見事な世界を構築しています。
一見の価値ありの作品です。
物語は、寝ているおばあさんに「入れ歯を取り替える」というイタズラを仕掛けた少年の元に妖精が現れるというもの。
キャラクターの動きや表情、全体の雰囲気などが素晴らしいのですが、なんとこの作品はえんぴつだけで描かれているというから驚きです。線の素朴さや温かみがアニメに更なる深みを与えておりえんぴつの良いところをうまく引き出しています。
CGアニメが全盛の今だからこそ、逆にこういったアニメの良さを再確認させられますね。