F1のレースでピットインしたF1カーが、たった3秒間で4つのタイヤとハンドルを交換して再スタートする瞬間をとらえた映像です。瞬き厳禁の早業をご覧ください。
ピットインしたF1カーが停止すると、すぐにクルーが駆けつけピット作業を開始します。すると、あっという間に作業を終わらせて再スタートしてしまいます。
ピット作業は主に「ドライバー / ライダーの交代」「故障やアクシデントにより傷んだパーツの修理・交換」「セッティングの調整」「タイヤ交換」「燃料再給油」などが行われます。
またF1では、フォーミュラ1の場合、決勝レース中、1回のピット作業で約20人が同時に作業します。1994年から2009年までの間は決勝レース中に給油が認められていました。給油注入量が1秒あたり12リットル以下と制限されていたため、ピットイン時間は速くても5秒、長い場合はミスのない場合でも10秒程度かかっていました。しかし2010年以降はタイヤ交換のみとなり、所要時間は3秒程度となっています。トップチームは2秒弱で完了するため、この映像のピット作業は特別早いとも言えないようです。