普段からパソコンを利用している人の多くは、キーボードの汚れに悩まされているのではないでしょうか。しかし、掃除をしようにも複雑に入り組んだキーを綺麗にしてくのは非常に面倒です。
ところが、スイスのLogitech社(日本法人は、コンピュータの周辺機器の製造販売で有名な株式会社ロジクール)が、水でじゃぶじゃぶと丸洗いできる画期的なキーボードを開発しました。
このキーボード「Logitech Washable Keyboard K310」は、水で濡れた布で拭くことや水洗いができる防水性能を兼ね備えており、最大で28cmの浸水に耐えることができます。さらに、キーの文字はレーザープリントとUVコーティングが施されているため消えることはなく、洗った後もキーボードの裏に排水穴が開いているため素早く乾くとのこと。
これまでの研究で、キーボードは雑菌などの温床となっていることが判明しており、平均してトイレシートの5倍の雑菌が生息しているといいます。
水洗いで簡単にキーボードの清潔さを保つことで、単純に綺麗になるだけでなく、病気の原因となる雑菌からも身を守ってくれる画期的ガジェットといえそうです。
なお、「Windows XP」「Windows Vista」「Windows 7」に対応しており、価格は39.99ドル(約3150円)。アメリカでは8月中、ヨーロッパでは10月に販売が予定されています。