遠くの場所の温度、湿度、放射腺量といったセンサー情報を定期的にツイッターに投稿する「つぶやくセンサー」をユーシーテクノロジが発売しました。つぶやくセンサーは、遠く離れた場所からスマートフォン、携帯電話、パソコンなどでセンサーの情報をツイッターを通してチェックすることができるというもので、誰もが簡単に現地の生の状況を把握できる可能性を広げてくれそうです。
インターネット接続とACアダプターを接続するだけで設置することができ、さらに子機つないで温度、湿度、照度を測定する無線のセンサーを置くと、自動的に無線で情報を送ってくれます。基本的には40m程度の離れた距離でも利用できますが、中継機を使うことで最大60mまで距離を伸ばすことができます。
無線センサーは、温度、湿度、照度の測定ができ、1分間に1回の測定データを投稿する場合、単三電池3本で約1年間動作します。また、数値に応じて警告状態にするなどの設定が可能で、ワインセラーや食品倉庫といった場所の温度管理に利用できます。このほか、市販の放射線線量計との連携も可能です。
当初の計画にはなかった市販の放射線線量計との連携は、多くの人がデータを測定してツイッター経由でデータを公開することで放射腺マップの作成などの利用も考えられています。
価格は、基本のユニットで4万円程度で、年間1万セットの販売を目標としています。