ニュージーランドでジェットパックの開発を進めているマーティン・エアクラフト社(Martin Aircraft)が、ジェットパックを2013年半ばに発売するため投資を募集することが明らかとなりました。2010年に開発が始まったジェットパックは、2011年に高度約1500mまで飛行する飛行実験にも成功していました。
ジェットパックの大きさは縦横に約1.5m、推力はおよそ272kgで、搭載燃料は約19リットル。最高時速はおよそ100kmで、約50kmの航続距離があります。
これまでにも何度か飛行テストが行われていますが、現在は資金難によって商品化が難航しているとのこと。この状況を打破し、2013年半ばまでにジェットパックを発売するための資金を集めるため投資を募集しました。
今回の投資募集では、一口2万ドル(約160万円)で投資家100人から計200万ドル(約1億6000万円)を集めるということです。
こちらは高度1500mまで飛行した際に撮影されたテスト映像
テスト映像やこれまでの実績からすると、商品化できるだけの資金が集まるかもしれませんね。