アメリカ出版社協会(AAP)が発表した報告書によると、アメリカで初めて電子書籍の売上がハードカバー書籍の売り上げを上回ったことが明らかとなりました。とうとう電子書籍の時代が到来したようです。
情報によると、2012年1~5月の売り上げは、電子書籍のが2億8230万ドル(約223億円)なのに対し、ハードカバーは2億2960万ドル(約181億円)でした。また前年同期では、電子書籍が2億2040万ドル(約174億円)、ハードカバーが2億2350万ドル(約176億円)でした。
ハードカバーで唯一売り上げが伸びたのは青少年児童向けの書籍で、売上は1億8770万ドル(約148億円)に上昇し、児童向けの電子書籍は2011年の390万ドル(約3億円)から6430万ドル(約51億円)へと急増しました。
売り上げを割合を見ると、電子書籍は28.1%増なのに対し、大人向けソフトカバー書籍は軒並み売り上げが落ちているようです。
この調子でいくと、近い将来日本でも電子書籍全盛の時代がやってきそうですね。