とぅるんとケチャップやマヨネーズが滑り出してくる画期的なコーティング技術「LiquiGlide」を開発したマサチューセッツ工科大学(MIT)がまたまたスゴイ発明をしました。
誰もが恐がる注射器は、針を皮膚の中に突き刺し薬剤を注入する道具ですが、マサチューセッツ工科大学の研究者は、針を使わない画期的な注射器を開発しました。
今回開発された注射器は、針を皮膚に突き刺して薬剤を体内に注入するこれまでの注射器とは異なり、超高速で薬剤を皮膚に吹き付けることで体内に薬剤を注入するという画期的なものです。
そのため、針を身体に刺す必要はなく、痛みを軽減することができる可能性があるといいます。また、どの程度の範囲や深さに薬剤を注入するのかを変えることもできるといいます。
この装置が普及すれば、注射を恐れることで起こる多くの医療事故を防ぐことをできるほか、患者の負担軽減、注射の習熟度に関係なく精度の高い治療行為、注射針の汚染による病気の感染も防ぐことができる可能性があります。
非常に画期的なこの注射器、未来の子供たちは注射器を見て泣き叫ぶこともなくなるのかもしれませんね。