以前ご紹介したiPhoneやAndroidと接続してアプリを利用できるスマートウォッチ「Pebble」が、恐るべき快挙を成し遂げました。なんと、資金調達サイトでそのコンセプトを公表後、たった3週間で1000万ドル(約8億円)を調達しました。
もしかすると、これからの時代はアイデアさえよければ銀行から資金を調達せずとも商品開発をすることができるかもしれません。
スマートウォッチ「Pebble」は、iPhoneやAndroidと接続することで手元でアプリを利用できるというガジェット。iPhoneやAndroidとブルートゥース(Bluetooth)によって接続することで動作します。
その最大の特徴はインターネット上に無数に存在するアプリを利用できることにあり、時計としての機能だけでなく、速度計や距離計としても利用でき、さらにメールや着信の受信を振動で伝え、スマートフォンの音楽を遠隔で操作することもできます。
開発チームは、1ヶ月間に10万ドルの調達を目指していましたが、実際にはたった数時間で目標金額を突破。さらに3週間経った現在では、1000万ドル(約8億円)の調達に成功しました。
現在、開発チームの銀行口座には8億円が振り込まれており、8万5000人もの買主が製品が工場で生産されるのを待ちわびている状態です。
今や誰もが利用しているアプリを手元で使えるという画期的な発明は、多くのユーザーの心を鷲づかみにしたようです。商品化されることどころか、先約があるため発売前から大ヒット間違いなしですね。