プロフィールの内容からその仕事ぶりが予測可能なフェイスブックですが、性的嗜好まで分かってしまうようになるのかもしれません。
アダルトサイトの動画を再生するだけで「いいね」ボタンが押され、フェイスブックで繋がっている知人や同僚にエロ動画が共有されてしまうケースが出ています。実名でフェイスブックを利用している人が、「ロリコン」などの隠している性的嗜好を会社の同僚や上司に知られてしまう恐れがありユーザーに衝撃を与えています。
このケースは2012年4月23日、大手掲示板2ちゃんねるのあるスレッドに書き込まれた投稿から発覚しました。
「最近のエロサイトはマジでえげつないわ。
普通にエロサイト巡回して普通にエロ動画見てただけなのに
いつの間にか押したボタンにFacebookのリンクボタンが
仕込まれていたらしくて、俺のリアルのFacebookアカウントの
友人・家族・職場の人、全員のFacebookに
俺からの鬼畜ロリ動画が送信された。最悪すぎる・・・・。」(引用ここまで)
この投稿に対して、「マジデッ!?」「なにそれこわい」などの反応があり、それに対して投稿主は
「マジだよ。
俺の知り合いがFacebook開いたら
トップページに俺からの報告で
「○○さんはこの動画を気に入っています！」
みたいな感じでロリ動画のリンクがサムネ付きで貼り付けられてる。
どうすんだよランドセルしょってやりまくってる動画とか・・・
俺どんな目で見られんだよ・・・・」(引用ここまで)
と答えています。
こういった事例はこれまでにも報告されているようで、以前にも動画窓の再生ボタンを押すと、動画は再生されずアダルトサイトを「いいね！」してしまうクリックジャッキング(一見無害なページをクリックさせ、秘密情報を露呈する技術)を仕掛けたサイトがいくつかあるという記事が「ITmedia」に掲載されたといいます。
フェイスブックやツイッターなど、SNSの機能の充実によって簡単に共有できてしまう昨今、”共有してはならないもの”を共有しないようにすることもSNSを使う上で重要なスキルとなりそうです。
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