一昔前までどこでも当たり前のように使われていたフロッピーディスクですが、最近ではほとんど使われなくなりました。フロッピーディスクの衰退に呼応して、フロッピーディスクを読み書きするための装置「フロッピーディスクドライブ」も活躍の機会を失いました。
今回は、そんな絶滅寸前のフロッピーディスクドライブを演奏マシーンとして活用し、音楽を奏でる試みをご紹介します。学校にあった古いコンピュータで演奏した「朝日のあたる家」を彷彿とさせる音色をお聞きください。
007のテーマ曲
これらの演奏マシーンは、パデュー大学協力の元、電気技師協会(AET)が技術週間のために作ったものです。
8つのフロッピーディスクドライブから構成されている演奏マシーンは、それぞれの「ウィーン」という稼動音を組み合わせることで1つの曲を奏でています。
帝国のマーチ
アイ・オブ・ザ・タイガー
ジョーズのテーマ曲
どの曲もかなり雰囲気が出ていていいですね。特にジョーズのテーマ曲はゾクゾク感がたまりません。フロッピーディスクドライブの新たな活用法を示唆する演奏マシーン動画でした。