ロサンゼルスを拠点に活動する芸術家アリソン・コルトソン(Allison Cortson)さんは、絵画のモデルとなった人物の家から集めたホコリを使って背景を描くという奇妙なアート作品を制作しています。前代未聞のユニークなアート作品をご覧ください。
アリソンさんは、モデルの家の掃除機からホコリを回収し、描いた肖像画の背景に接着剤を用いてホコリを付けることでホコリアートを作成します。
アリソンさんによると、ソファーに座っているときに窓から差し込む光の中に浮かぶホコリを見て、このアイデアを思い付いたといいます。また、ホコリの70%は人間から剥がれ落ちた皮膚だといい、そんなホコリはモデルの背景を描くことに最適な材料だといいます。
ホコリだといわれても、汚らしさなどは全く感じられず、むしろ肖像を温かく包み込むような”雰囲気”を醸しだしているようにも思えます。